
■海外担当
海外展開の担当としては、主に台湾を中心に販路開拓を進めております。台湾の台北101にあるカフェでは、佐藤園の抹茶が使われている実績もあります。
■これまでの海外展開と課題について
実は10年以上前から輸出は行っていて、中東やフィリピン、ベトナムなどでお茶農園も運営しています。ですが、最近は国内需要が縮小しているので、海外展開を強化する必要を強く感じています。特に台湾からの引き合いが増えていて、品質の良さが評価されていると実感しています。
一方で、海外販路を広げたいと思っていても、コストや時間の面で問題がありますし、なにより担い手が不足しているのが大きな課題です。台湾のホテルチェーンやパンパシフィックのCEOからもサンプルリクエストは来ているのですが、卸や食品メーカーにアプローチが届かず、与信や企業情報の実態把握の難しさも感じています。
■メタバース展示会の案内を受けたときの第一印象
メタバース展示会について初めて案内を受けたときは、「面白そうだな」と思いました。実際にどんなふうに人が入ってきて動くのか、興味がありましたね。新しいツールに触れる機会として、どんな経験ができるのかを重視して参加を決めました。
■出展してみての感想
実際に出展してみて、普段の展示会では来ないような人が来る可能性を感じました。新しい体験ができたことは良かったと思います。ただ、正直に言うと、会社として見るとすぐに成果が出たわけではないので、やや厳しい面もあります。
ただ、これから海外販路を伸ばしていくためには、まずはやってみることが大切だと思います。メタバース展示会も、新しいチャネルの一つとして、可能性を模索する価値があると感じています。