
■海外担当
海外向けの取り扱いは10年ほど続けていますが、私は国内販売の管理と並行して海外の窓口も担当しています。社内では海外関連の対応を同僚と分担しつつ、国内のNB商品やOEMの開発業務も持っているため、毎日かなり幅広い領域を行き来しています。その中でも海外案件は、各国のディストリビューターさんとの契約状況に左右される部分が大きく、相談や調整が欠かせません。
■これまでの海外展開と課題について
海外展開は約10年続けていますが、一番の課題はJFCさんと結んでいる契約の影響で、他社さんから直接お問い合わせをいただいても対応が難しいケースが出てしまうところです。一国一ディストリビューターの契約が基本なので、お願いしたくても動けないことが増えてきて、チャンスロスだなと感じる場面が正直多かったです。最近は特に顕著で、ありがたい問い合わせが来ても、自社だけでは判断できず調整が必要な状況が続いていました。
■メタバース展示会の案内を受けたときの第一印象
最初に案内をいただいたときは、ああ、もうそういう時代なんだなと感じました。正直、今まで出ていた展示会は費用がかなり高かったので、今回の参加費を見たときは、これは一回経験してみてもいいんじゃないかと思いました。5万円という金額は、もしあまり結果が出なくても痛手が少ないですし、逆に少しでも可能性が見えるなら挑戦したいという気持ちになりました。現地に行かずに営業ができるという点も大きく、ダメ元での参加という感覚でしたが、動いてみたらその価値は十分にありました。
■出展してみての感想
結果としては、思っていたより反応がありました。サンプル要請が10数件届き、そのうち4〜5件は返信が返ってきて、いずれも香港からの問い合わせでした。こちらで対応しながらJFCさんの現地法人につないで営業提案まで進めてもらう流れができたので、新しい入口が作れた手応えがありました。
一方で、初めてだったこともあり、チャットやオンライン相談、スケジュールアプリなどの機能が全然使いこなせていなかったのは反省点です。常にパソコンの前にいるのは難しく、リアルタイム対応の体制は今後もっと考えていかないといけないなと感じました。
それでも、現地に行かなくても商談のきっかけが作れるというのは非常に大きなメリットですし、今後アメリカと台湾向け輸出をさらに強化していきたい中で、メタバース展示会は使い方次第で大きな武器になると思いました。JFCさんに対しても、こちらから案件を渡せる状況を作っていき、自社としての立場を変えていきたいと考えています。

