
■海外担当
海外担当としては、大きく分けて「仕入れ販売」と「自社ブランドの販売」の2つの業務を担当しています。仕入れ販売は他社の商品を仕入れて卸すビジネス、自社ブランドはメーカーとして自分たちで企画開発した商品を自社名義で売る形です。今は卸売の割合が大きいですが、今後は自社ブランドの割合を増やしていきたいですね。
■これまでの海外展開と課題について
海外展開は10年ほど続けてきましたが、今の課題はやはり顧客数がまだまだ少ないことですね。売上も既存のお客様に偏ってしまっているので、新たなコネクションを増やして販路を広げたいと考えています。
また、海外企業との直接取引や仕入れのノウハウは当社の強みですが、価格競争が激しい卸売の中で自社ブランドをどう確立していくかが今後の勝負所です。ここ3年ほどで自社ブランドに注力してきましたが、まだ販促段階で、成果はこれからという状況です。
■メタバース展示会の案内を受けたときの第一印象
メタバース展示会については、オンラインで24時間どこからでもアクセスできる点が非常に魅力的でした。海外からも気軽に参加できるので、販路拡大に可能性を感じました。
費用面でもトライアルとして出展しやすく、また実績が見られることも大きな決め手でした。飲料に特化した展示会という点も、当社の主力商品とマッチしていました。
■出展してみての感想
実際に出展してみて、見込みのある顧客と多くコンタクトできたのは良かったです。ただ、当日の参加者数がリアルタイムで把握できなかったり、誰がどこにいるか分かりづらかった点は改善してほしいですね。
また、無料で誰でも参加できるため、購入意欲の低い方もいて、そういう方の対応に時間を取られる懸念があります。VIPバイヤーを優遇する仕組みがあれば顧客の質も向上すると思います。